ケミカル事業ヒストリー

多様なニーズに応えるケミカル製品を、世界へ、そして多くの産業へ

花王が、国産初の化粧石鹸を送り出してから、120年を迎えようとしています。その歴史の中で、ケミカル事業分野でも、多くの産業分野に向けた、多様な製品をお届けしてきました。ここでは、ケミカル事業に関連するできごとから、これまでの歩みをたどっています。

1887(明治20年) 国内 花王の前身の洋小間物商「長瀬商店」を創業。
1923(大正12年) 国内

「吾嬬町工場」(現在の東京工場)操業開始。石鹸の生産規模拡大とグリセリン生産の本格化に取り組む。

1925(大正14年) 国内 「花王石鹸株式会社長瀬商会」設立。大量生産、大量販売を指向し、経営の近代化に着手。
1928(昭和3年) 国内 業務用食用油脂「エコナ」を発売。原料油脂の研究成果が、わが国初めてのショートニング発売に結実する。
1935(昭和10年) 国内 吾嬬町工場を独立させ「大日本油脂株式会社」を設立。
「やし脂肪酸」販売開始。
1937(昭和12年) 国内 「高級アルコール(オクチルアルコール)」販売開始。
1939(昭和14年) 国内 油脂水添脱水法(HD法)発明。
1940(昭和15年) 国内 (株)鉄興社との折半出資で「日本有機株式会社」設立。同年「酒田工場」が操業開始。
1944(昭和19年) 国内 大日本油脂(株)の「和歌山工場」操業開始。航空潤滑油生産の試運転開始。
1946(昭和21年) 国内 「花王石鹸株式会社長瀬商会」が「株式会社花王」に社名変更。
1949(昭和24年) 国内 日本有機(株)が「花王石鹸株式会社」に社名変更。一方、(株)花王と大日本油脂(株)が合併し「花王油脂株式会社」となる。
1950(昭和25年) 国内 可塑剤「ビニサイザー」販売開始。
1951(昭和26年) 国内 各種界面活性剤販売開始。
1952(昭和27年) 国内 油脂アミン「ファーミン」販売開始
1954(昭和29年) 国内 花王石鹸(株)と花王油脂(株)が合併し、「花王石鹸株式会社」となる。
ショートニング「ニューエコナ」発売開始(食油部門)。
1961(昭和36年) 国内 ウレタンフォーム用触媒4種発売。後のウレタン事業発展の第一歩となる。
1964(昭和39年) 国内 和歌山に「産業科学研究所」設立。'67年には「東京研究所」が完成し、研究開発活動の強化を図る。
コンクリート減水剤「マイテイ」販売開始。高強度で高耐久性のコンクリートをつくることができるので、高速道路や、高層ビルなどの建設に数多く使用されている。
海外 Kao Industrial (Thailand) Co.,Ltd. 設立。
台湾花王股份有限公司設立。
1970(昭和45年) 国内

古紙再生用脱墨剤 販売開始。

海外 スペインにSinor Kao S.A.設立(現Kao Corporation S.A.)。
1974(昭和49年) 国内 鋳物用フラン樹脂製造の花王クエーカー(株)をアメリカ、クエーカー・オーツ社との合弁で設立。1997年に100%子会社化。
1975(昭和50年) 海外 メキシコに Quimi-Kao S.A.de C.V. 設立。
1977(昭和52年) 海外 フィリピンのアボイテス社との合弁でPilipinas Kao, Inc. 設立。'79年にはミンダナオ島に工場を建設し、やし油を原料とする高級アルコールなどの生産を開始。
P.T. Polekao Indonesia Chemicals 設立(現 P.T.Kao Indonesia Chemicals)。
1978(昭和53年) 国内 「栃木研究所」設立。
1980(昭和55年) 国内 和歌山工場に次ぐ国内第2の化学品工場として、 「鹿島工場」操業開始。
複写機用「トナーバインダー」販売開始。その後、'83年に「トナー」を発売。
1981(昭和56年) 国内 「豊橋工場」完成。鋳物用バインダー生産の主力工場として、操業開始。
1987(昭和62年) 海外 アメリカで High Point Chemical Corporationを買収(現 Kao Specialties Americas LLC)。
1988(昭和63年) 海外 Fatty Chemical(Malaysia) Sdn.Bhd. を設立。
Kao (Southeast Asia) Private Ltd.設立(現 Kao (Singapore) Private Ltd.)。
1991(平成3年) 国内

フロン代替洗浄剤「クリンスルー」販売開始。

海外 Kao Oleochemical (Malaysia)Sdn.Bhd. 設立。
1992(平成4年) 海外 ドイツで Chemische Fabrik CHEM-Y GmbHを買収(現 Kao Chemicals GmbH)。
1995(平成7年) 海外 Kao Plasticizer (Malaysia) Sdn.Bhd. 設立。可塑剤の生産を開始。
中国で上海花王化学有限公司(Kao Chemical Corporation Shanghai)設立。
1996(平成8年) 海外 ドイツのKao Chemicals GmbHに、3級アミン製造プラントを新設。
アメリカのKao Specialties Americas LLCで、トナーバインダーの新規製造プラントが稼動し、販売を開始。
スペインのKao Corporation S.A.に、香料製造プラントを新設。
1997(平成9年) 海外 中国の上海花王化学有限公司に、硫酸化設備、コンクリート減水剤「マイテイ」製造プラントを新設。
1998(平成10年) 国内 和歌山工場に香料製造プラントを新設。
2001(平成13年) 国内

「ハードディスク製造用研磨剤」の生産・販売を開始。

海外 スペインのKao Corporation S.A.で、トナーバインダー、香料の新規プラントが稼動し、販売を開始。
2002(平成14年) 国内 「インクジェットプリンター用顔料色材」の生産・販売を開始。
海外 マレーシアのFatty Chemical(Malaysia) Sdn.Bhd.で、高級アルコール生産プラントを増設。
2004(平成16年) 海外

ドイツのKao Chemicals GmbHに、コンクリート減水剤「マイテイ」製造プラントを新設。

2005(平成17年) 海外 東南アジアの生産拠点としての機能強化をめざし、タイで新工場竣工。
ドイツのKao Chemicals GmbHに、3級アミン製造プラントを増設。
2006(平成18年) 海外 中国の上海花王化学有限公司に、「冷凍機油基剤」製造プラントを新設。
2007(平成19年) 海外 フィリピンの Pilipinas Kao, Inc. の新プラント稼動により、マレーシアと合わせた高級アルコールの生産能力が年間30万tに拡大。
Kao Group