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特長ある香気をもつ製品群が加わりました。
営業担当が対話形式で、製品をご紹介します。
—さまざまな香料製品を取り扱っておられますね。
蜂谷:ええ。洗剤や石けん、シャンプー、リンス、化粧品などには製品にふさわしい香りがつけられております。これは調合香料といい、香料素材を数十種類組み合わせてつくられています。花王では、調合香料とともに、調合香料の素材として汎用合成香料、スペシャリティ合成香料、天然精油なども取り扱っております。
—家庭で使われるさまざまな製品にふさわしい香りを賦香する調合香料とその原料となる香料の両方を取り扱っておられるのですね。
戸井:ええ。花王の代表的な香料素材製品を表1に示しましたが、スペシャリティ合成香料というのは、花王独自の特長ある香りをもつ素材香料製品です。これらの素材香料を組み合わせて、さまざまな製品向けの調合香料がつくられます。
| 区分 | 製品名 |
|---|---|
| スペシャリティ合成香料 |
|
| 汎用合成香料 |
|
| ナチュラルオイル(天然精油) |
|
—そうしますと、素材香料にはさまざまな特長ある香りをもつ製品群が必要とされるのでしょうね。
戸井:そういうことになります。家庭用品の賦香などのさまざまな用途に使用する調合香料には、スペシャリティ合成香料と数百種類にのぼる汎用香料や天然精油などの香料素材が要求されます。花王は、スペシャリティ合成香料を充実するため、昨年の春にドイツの化学メーカー、コグニス社から香料事業を買収しました。これらのスペシャリティ合成香料には、香水を始め、化粧石けんやシャンプー、衣料用洗剤などの家庭用品などに幅広く使われる香料素材「アンブロキサン」を始めとして、特長ある素材香料が取りそろいました。
—国内だけでなく、海外を含めた事業展開をはかっておられるのですか。
蜂谷:花王は、国内で素材香料や調合香料を研究・生産するだけでなく、昨年の夏、スペインのバルセロナに香料事業を統括するセンターとして、香料事業部を新設しました。また、世界の香りの中心地であるフランスのパリに研究所を設け、スペインでは素材香料と調合香料の生産をも手がけております。日本国内とスペイン、フランス、ドイツなどのヨーロッパやアメリカとの連携をはかり、独自の香りを世界にお届けするため、さまざまな活動を続けています。これからも新しい「完成と機能をもった素材香料」をつくりだしていきますので、よろしくお願いしたいと思います。