『第9回ACI高性能減水剤とコンクリート用化学混和剤に関する国際会議』に花王も参加しました。

2009年11月20日

10月12日(月)~14日(木)、スペイン セビリアで『第9回ACI高性能減水剤とコンクリート用化学混和剤に関する国際会議』が開催され、花王グループのドイツ花王化学からもコンクリート用添加剤に関する最新の研究成果ついて、口頭発表を行いました。

3年毎に開催される本国際会議は、ACI(American Concrete Institute)が主催し、コンクリート用高性能減水剤および化学混和剤に関する研究開発や実応用技術の情報を交換し関連技術の進展に貢献する、業界でも最大規模のものとなっております。
今回の会議では、世界の主だった大学、研究機関を始め混和剤メーカー、コンクリートメーカー、セメントメーカーなどから41カ国、230名以上の参加者があり,約60件の研究発表について活発な議論がなされました。
花王グループは、ACIの共同スポンサー・顧問委員メンバーとして運営をサポートするとともに、次の2件の口頭発表を行いました。発表後には活発な質疑応答もあり、好評のうちに発表を終了しました。この花王グループの発表内容は、ACI公認論文集(全35報)にも収載されました。

今回の会議への参加は、世界の関係者に『花王のコンクリート用添加剤に関する技術』を知っていただく、よい機会となりました。これからも技術力を磨き、産業界に貢献できる製品を開発してまいります。

花王の口頭発表テーマ

  1. The relationship between retention stability and chemical structure of PCE

    ポリカルボン酸系高性能減水剤の分子構造や官能基の違いと,外部環境変化に対する流動保持性の安定性との関係について検討。流動保持安定化には、分散剤の吸着挙動が重要である事を明らかにし,分子構造設計による吸着挙動の制御方法提案した。

  2. Pursuance of workability retention by new superplasticizer

    施工現場で良好な作業性をもつコンクリートの提供にむけ,作業性の長時間維持について検討。新しいハイパーブランチ型ポリマーと加水分解型ポリマーの組み合わにより、流動保持だけでなく低粘性も維持できる技術を開発した。

活発な意見交換が行なわれた口頭発表会場

Kao Group