花王の界面制御技術
花王は、コア技術である界面制御技術によって、親水性のCNF表面を疎水表面と改質することで、CNFを樹脂や溶媒に均一分散することに成功しました。この界面制御技術に寄与しているテクノロジーが、量子化学計算による構造予測に基づいた“デュアルグラフトシステム”です 。
“デュアルグラフトシステム”は、濡れ性と立体反発の観点で選定した2種類の修飾基をCNFの表面に結合させる方法です。少ない修飾基重量でCNFを疎水表面へと改質し、CNF本来の物性の発現を可能とします。
ルナフレックス®の特長
花王が開発した新材料ルナフレックス®は、界面制御技術により、従来困難であった樹脂や溶媒への均一分散を実現。CNFを配合する樹脂や溶媒に合わせて適切な修飾基をカスタマイズし、濡れ性立体反発をコントロールすることでCNFと樹脂とを馴染みやすくします。お客様の仕様(樹脂・溶媒)に応じて、改質CNFのオーダーメイドが可能です。
製品紹介動画
ルナフレックス®によるソリューション
花王の開発した新材料ルナフレックス®は従来難しいとされていたプラスチックなどの素材との混合を界面制御技術により実現しました。
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