化学物質管理活動


花王グループでは、家庭用製品・工業用製品と幅広く化学物質を取り扱っています。2001年からは、花王が開発した「化学物質総合管理システム」の運用を開始し、原料・製品の品質や各国法規制順守、安全性の確保等の化学物質の適正管理を行っています。

2012年には、化学物質管理活動を主導する全社組織として「SAICM*1推進委員会」を立ち上げ、2013年には、国際的に調和した化学物質管理を踏まえた「SAICM推進の基本方針」を新たに策定し、化学物質管理活動を強化・推進しています。近年、グローバルで化学物質規制(化学物質登録に関わる法規、GHS*2対応SDS/ラベルの法規、最終製品含有物質に関する法規等)が急速に導入されつつあります。 こうしたグローバルの化学物質規制に対応し、ケミカル事業ユニットでは製品の供給責任を果たすべく、以下の化学物質管理活動を行っています。


化学物質登録

国内では、化審法*3をはじめとする化学品法規に、また、グローバルでは、欧州の化学品規制のREACH*4ほかケミカル製品の製造・輸出先各国での化学品法規に対応しています。


化学物質のリスク評価

各国法対応、SAICM推進委員会活動などを通じて得られた化学物質のリスク評価結果について、GPS安全性要約書の形にまとめて、順次花王ケミカル製品情報サイトで公開しています。

SAICMに則って化学物質のリスク評価を進めるにあたって、リスク評価の基本方針を定めました。 

ICCA(国際化学工業協会協議会)のガイダンスをベースに、化学物質のリスク評価を進めています。

SAICM活動でリスク評価を行った化学物質に関して安全性要約書を公開しています。

EUの化学物質登録制度であるREACH等に登録した物質に関して、花王ケミカル製品のGPS安全性要約書として公開しています。


製品含有化学物質管理

研究・購買・生産・品質保証・販売の各部門からなる組織を設立し、製品含有化学物質の管理に取り組んでいます。アーティクルマネジメント協議会(JAMP)の設立メンバーとして製品中の含有化学物質についてJAMP共通書式の「chemSHERPA*5」による顧客への情報提供を進めています。


GHS対応SDS/ラベル

GHSは2006年の日本(改正安衛法)を皮切りに各国へ導入が進んでいます。ケミカル製品については日本ほか各国の法規に準拠した安全データシート(SDS)の発行、および製品ラベルの貼付を推進しています。


*1 SAICM:国際的化学物質管理に関する戦略的アプローチ
*2 GHS:化学品の分類および表示に関する世界調和システム
*3 化審法:化学物質の審査および製造等の規制に関する法律
*4 REACH:EUの化学物質登録、評価、認可、および制限に関する規制
*5 chemSHERPA:特定の化学物質の情報伝達シート

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