Global Chemicals Japan

事業紹介

花王グループの総合力を結集して価値を創出し
持続可能な社会における豊かな生活文化の実現へ貢献

花王グループは、創業以来、一世紀以上にわたる活動の中で、一般消費者に向けたコンシューマープロダクツ事業とともに、産業界のニーズにきめ細かく対応したケミカル製品の事業においても、長い歴史を歩んできました。
これまで花王のケミカル事業は、油脂誘導体や界面活性剤、機能性ポリマーなどを軸として、特長あるケミカル製品を開発し、現在では、世界の幅広い産業分野の多岐の用途で活用されています。
これからも、花王グループの総合力を結集して、独創的な新しい素材、新しい技術、新しい製品で価値を創出し、世界の幅広い産業界に展開し、持続可能な社会における豊かな生活文化の実現に貢献してまいります。

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天然油脂原料から生まれる多彩な製品群で
サステナブルな社会づくりに貢献

花王グループでは、天然油脂原料からの一貫生産で、サステナブルな製品を数多く生み出し、コンシューマープロダクツの分野だけでなく、産業用ケミカル製品の分野でも幅広く展開をしています。
代表的な製品である脂肪酸や脂肪族アルコール、脂肪族アミン、グリセリンなどに加えて、これらをベースに二次的に誘導される界面活性剤も取り扱い、オレオケミカル分野では世界のリーディングカンパニーのひとつとして大きな地位を占めています。近年では、新たな技術を導入することにより、これまで、ほとんど使われなかった油脂原料を活用した洗浄基剤の実用化も実現しており、今後も産業の未来づくりと社会のサステナビリティへの貢献に取り組んでまいります。

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グローバルの多様な顧客のニーズに応える
研究・生産・販売体制

花王のケミカル事業では、グローバルの多様な顧客のニーズに応え、高品質の製品をスピーディにお届けするために、日本を中心にアジアや欧米の拠点が、研究から生産、販売まで連携して取り組んでいます。

研究体制

花王グループの研究においては、「ハイジーン&リビングケア」「ヘルス&ビューティケア」「ライフケア」 「化粧品」 「ケミカル」の5つの事業分野に対応した商品開発研究が行われています。また、「物質科学」「生命科学」「人間科学」「生産技術」「環境科学」といった基盤技術研究にも取り組んでおり、海外の研究所とも有機的に連携しながら、日々、革新的な製品や技術の開発を進めています。
産業用ケミカル製品に関連する研究では、和歌山、鹿島、豊橋などの国内研究拠点と、アジア、欧州、北米の各海外研究拠点が、さまざまに連携して、研究を⾏なっており、特に海外研究所では、各地域の顧客ニーズや産業分野に合った素材の開発や応用研究を重点的に取り組んでいます。

生産・販売体制

花王グループは、さまざまな活動を通じて得た知識や技術を日本だけでなく、世界の人々のためにも役立てたいと考え、グローバルな規模で積極的な生産・販売活動を展開しています。
産業用ケミカル製品の分野においても、広く世界に展開し、日本国内では、研究と一体となって、高品質で効率的な生産プロセスを開発し、多くのケミカル製品を生産している和歌山事業場をはじめ、鹿島、栃木、豊橋の各事業場で、ケミカル製品の生産を行っています。
海外では、フィリピン、マレーシアでオレオケミカル製品を生産し、世界各国の顧客や関係会社に向けて、出荷しています。また、中国、インドネシア、タイ、ドイツ、スペイン、米国、メキシコでは、主に各地域の産業分野に向けて機能性ケミカル製品を生産・販売しています。
このように、サプライチェーンが効果的に張り巡らされていることで、世界のさまざまな拠点から、スピーディに製品が供給されています。
花王のケミカル事業は、これからも、研究・生産・販売のあらゆる場⾯で、グローバルに連携し、より顧客の皆様にご満足いただける製品をお届けしてまいります。

主な事業拠点

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