Key Technology
テクノロジーで、多様なニーズにお応えし、
社会の持続的発展に貢献
花王は、油脂から界面活性剤、ポリマーなどにかかわる材料設計、反応制御、精密加工の基礎から応用までの総合的な研究開発活動を通して構築してきたキーテクノロジーを融合した独自の技術で、幅広い産業のさまざまな分野における多様なニーズにお応えします。
花王のキーテクノロジー
食品 | プラスチック・ゴム | 農業 |
洗剤・化粧品 | 潤滑油 | 塗料・インキ |
道路・土木・建築 | ファインセラミックス | 紙・パルプ |
塗料・インキ | 農業 |
洗剤・化粧品 | 金属 |
半導体・エレクトロニクス |
紙・パルプ | 道路・土木・建築 |
資源・エネルギー・電池 | 潤滑油 |
プラスチック・ゴム |
半導体・エレクトロニクス |
デジタル印刷材料 | 塗料・インキ |
道路・土木・建築 | ルナフレックス |
香料 |
デジタル印刷材料 |
ルナフレックス |
農業 |
洗剤、化粧品 |
洗剤・化粧品 | 食品 |
紙・パルプ | 道路・土木・建築 |
オレオケミカル |
花王の研究開発
花王は社会の持続的発展に貢献し、世界中の人々の豊かな生活の実践のために日々研究開発に取り組んでいます。花王グループの研究開発部門には、消費者・顧客のニーズを背景に製品を設計し技術を実用化する「製品開発研究」と、さまざまな領域の先端の科学技術を深く掘り下げ、物質の現象の仕組みを解き明かす「基盤技術研究」の2つの機能があります。それぞれが共同で研究を推進するマトリックス運営により革新的な製品を生み出していますが、ケミカル事業においては、主に製品開発研究を担うテクノケミカル研究所と、基盤技術研究を進めるマテリアルサイエンス研究所との協業により、それぞれの専門領域の「知」がダイナミックかつ柔軟に交わり、研究開発のスピードアップが図られています。
研究開発拠点
テクノケミカル研究所
テクノケミカル研究所は、産業用ケミカル製品の開発拠点としてグローバルに研究開発活動を行っています。1991年に従来の研究組織を改組して化学品研究所が設立され、その後一部の組織改編を経て2013年にテクノケミカル研究所に改名されました。国内開発拠点としては和歌山を本拠地とし、豊橋に分室を設けています。また、ケミカル事業は花王グループの中で最もグローバル化が進んでいますが、アジア地域、欧米地域それぞれ4カ国の研究拠点を統括する役割も担っています。
産業用ケミカル製品開発の基盤となる技術は界面科学ですが、なかでも「界面物性制御技術」、「ナノ表面改質技術」、「機能性分子設計技術」、そしてそれらの複合化技術を「コア技術」と位置づけています。これらの技術を深めるとともに、顧客の立場に立って顧客の成功をサポートする製品やソリューションを提供しています。世界で成長が期待される情報産業やエレクトロニクス分野など、サステナブル社会への貢献を目指し、環境対応製品の開発も積極的に進めています。
マテリアルサイエンス研究所
マテリアルサイエンス研究所では、自然と調和する物質科学研究を通じ、価値を創造し、未来のよき社会(サステナブル社会)に貢献するべく、商品価値の根幹となるキーマテリアルの設計や作用原理の究明、高効率な反応技術の開発を進めていきます。私たちのコア技術は、界面科学と高分子科学、触媒化学です。このコア技術をベースに素材が生み出す機能と作用原理の本質、および素材を合成するための反応過程の本質を深く理解することが、研究開発の起点となっています。素材開発分野での基盤技術開発の役割を担いながら、オレオケミカルの他、界面活性剤、香粧品原料、アグロケミカル、合成香料などのケミカル製品については、その開発の直接的な役割も担っています。
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