2022年2月16日
2022年2月2日(水)~4日(金)の3日間、池袋サンシャインで印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2022」が開催されました。 「page2022」は、今年で35回目を迎え、その動員力とインパクトは、業界の方向性を示唆する展示会として、紹介関係者から高い評価を得ています。
今回花王は、環境配慮型次世代トナー『ルナトーン™』を出展し、産業印刷におけるESG対応及び小ロット化対応の位置づけで、新しい産業印刷を提案しました。
新規開発の『ルナトーン™』は、従来のトナーに比べて大幅な低温での印刷が可能なため、印刷時の電力削減などにより、CO2排出量を40%も低減でき、通常の紙やPETはもちろん、熱に弱いPPやPEへの印刷も可能となります。トナーを用いた電子写真システムは小型化・手軽さに特徴があるため、特に中小規模印刷会社において地元密着の小ロット業務を行うのに適しています。コロナ禍及びニューノーマルの時代には印刷業界でも地産地消化が進むと言われているため、①必要最小限のオンデマンド印刷で無駄を省く、②新開発のトナーにより産業印刷で要求されるフィルム系メディアへの印刷適性を有する、③それらを従来よりもCO2排出の少ない印刷で行う、の活用提案を行いました。
これからも花王は、印刷業界においてこれからの時代に求められる環境や社会に配慮したESG視点に、扱いやすさの視点をプラスした〝よきモノづくり”を通して貢献してまいります。