2024年12月10日
使用済PET製漁網を活用したアスファルト改質材『ニュートラック』の取り組みが認められ、「いしのまき圏域SDGｓパートナー制度」に登録されました
多くの使用済PET製漁網は、埋め立てや焼却処分となっていましたが、この廃棄されるPET製漁網をアスファルト改質材『ニュートラック』の原料の一部に活用することで、従来の処分に要していた埋立地やCO2発生を抑制することが可能になります。こうした取り組みが認められ、2024年12月2日(月)「いしのまき圏域SDGｓパートナー制度」に登録されました。
「いしのまき圏域SDGsパートナー制度」とは
持続可能な開発目標（SDGs）の推進に賛同する企業や団体が石巻市、東松島市と女川町を含む2市1町と連携し、SDGsの普及啓発及び達成に向けた取り組みを進めるための制度です。
具体的には、SDGsの普及啓発や達成に向けた取り組みを行う企業や団体を「圏域パートナー」として登録し、石巻市、東松島市、女川町とこれらのパートナーが協力することで、より効果的な普及啓発活動を実施します。この制度を通じて、地域全体でのSDGsの実現に向けた取り組みが推進されます。
今後の展開
花王は、今後もリサイクルが困難であった使用済みPET製漁網を有効活用した花王の技術を、いしのまき圏域パートナーと協業し持続可能な社会の構築に役立てたいと思います。また、自治体と一体となって各々の地域から排出される廃PETをその地域の道路舗装へ循環させる「循環型社会」へ向けたシステム構築に貢献してまいります。
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