有機溶剤中でのフィラーの小粒径化を実現
「ホモゲノール Cシリーズ」は幅広い溶媒種に対し適応可能な溶剤系分散剤です。本品はナトリウムやカリウムなどの金属イオンを含んでおらず、燃焼後に残留物が残らないため、電子部品関連にも適応可能です。
特長
「ホモゲノール Cシリーズ」は吸着基、分散基、機能性基からなる3元系高分子構造を持つ分散剤です。吸着基および機能性基の働きにより、固体粒子への吸着を促進し、固体粒子表面をカプセル状に覆う設計となっています。粒子への吸着力を高めることにより、高い分散性を発揮します。
ソリューション
ホモゲノール Cシリーズは、幅広い溶剤で高い分散性を発揮します。
幅広い溶媒で使用可能
ホモゲノール C-310
より親水的な溶媒で高い分散性を発揮
ホモゲノール C-320
製品別希釈溶媒対応表
さらに従来品に比べ、溶液の低粘度化・小粒径化に期待でき、
電子機器の高性能化・小型化に貢献します。
カーボンブラックの分散性
【試験条件】
❶ポリビンに分散剤、溶剤を添加し、溶解後に顔料を添加
・24nmカーボンブラック:スラリー濃度10%、 分散剤対顔料10%(有効分)添加
❷1mm径ジルコニアビーズを加えた後、ペイントシェーカーで3時間処理
❸濾別後、スラリー粘度、平均粒径(D50)を測定
酸化チタンの分散性
【試験条件】
❶ポリビンに分散剤、溶剤を添加し、溶解後に顔料を添加
・400nm酸化チタン:スラリー濃度10%、 分散剤対顔料5%(有効分)添加
❷1mm径ジルコニアビーズを加えた後、ペイントシェーカーで3時間処理
❸濾別後、スラリー粘度、平均粒径(D50)を測定
カタログ、SDS、chemSHERPA
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