花王では界面制御技術により洗浄中における特定の部材へのダメージ性の低減や、
洗浄後の表面特性の改質が可能な洗浄剤を提供しています。
高温で焼結・接合されるパワー半導体モジュールにおいて、高い洗浄力と同時に銅等の金属表面の酸化被膜を除去することで、後工程に適した表面性に改善可能です。
ドライフィルムを用いたC4 bumpの形成において、一般的な剥離剤では強アルカリにより溶けてしまうSnを保護しつつ、高剥離性は維持する事により微細なSn bumpが形成可能となります。
シリコンウエハーの製造においてパーティクル付着を防止するために、花王の超親水化技術を用いる事によってウエハー表面の濡れ広がり性を飛躍的に改善し、工程削減や歩留まりに貢献できます。