フランバインダーは、機械鋳物を中⼼とした多品種少量⽣産の⼿込め造型分野で、高いシェアを誇っています。
フラン樹脂の主原料であるフルフリルアルコールは、トウモロコシの芯やサトウキビの搾りかすといった“⾮可⾷バイオマス原料”から作られています。
この樹脂を有機スルホン酸などの硬化剤と反応させ、鋳型を硬化させます。
カオーライトナー®の特長
Pick up! ソリューション製品
カオ―ライトナー EF-1132は「速硬化」と「作業環境改善」の特長をもつフラン樹脂です。
特長
①速硬化
②作業環境改善
生産性向上
速硬化タイプの樹脂であるため、抜型時間が短縮でき、鋳型生産性が向上します。
<5℃/55%RH>
<25℃/55%RH>
作業環境改善(S量低減)
鋳型内のS(硫黄)量を低減できるため、鋳込み時のSO₂ガス発生を抑制。
<5℃/55%RH>
<25℃/55%RH>
代表特性値
取り扱いや貯蔵に関する消防法上の制約がありません。
主成分 | 外観 | 粘度 (25℃, mPa・s) |
比重 (25℃/4℃) |
消防法 |
---|---|---|---|---|
フルフリル アルコール |
黒褐色液体 | 35 | 1.19 | 非該当 |
荷姿:ローリー、コンテナ(1,100kg)