Global Chemicals Japan

オールシーズンで幅広い用途へ適用 界面活性剤型液体増粘剤「ビスコトップ 500K」

背景・課題

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課題①|水質汚染

近年、単にインフラを構築するだけでなく、環境保全への意識も高まっています。特に河川や護岸などの水辺の工事では水質汚染を防いで「きれい」にコンクリートやモルタルを打設することが求められています。

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課題②|ヒト・環境への負荷増大

水は我々の生活を支える上で大切な資源です。工事にあたって水は様々な場面で使用されますが、増粘剤を適用する工事では施工後の洗浄が大変で大量の水を消費しなくてはなりません。さらに洗浄作業は人の手でこすり落とさないといけない場面も多く、作業員の確保が必要不可欠です。こうした背景により、ヒト・環境の負荷を軽減する技術が求められています。

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課題③|温度汎用性

国や地域によって気候は大きく異なります。そのためどのような環境下でも安定して使用できる増粘剤としての扱いやすさが求められています。

SOLUTION

ビスコトップ 500K

増粘性、温度・材料汎用性を向上させた製品のご紹介

界面活性剤型増粘剤の特長

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ビスコトップ 500K添加したモルタル

高い水中不分離性 

海水や水道水など様々な水にスラリーを注いでも、混ざり合わず目的の場所に打設できます。
 

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左:一般増粘剤、右:ビスコトップ 500K添加

高い洗浄性(作業性)

まとまって剥がれ落ちる性質があるため、使用後の道具類をこすらず水圧だけで簡単に洗浄できます。そのため、アジテータ車や配管等の洗浄作業を軽減します。

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左:ブランク、右:ビスコトップ 500K添加

高い逸液防止性 

地盤へのスラリーの逸水を抑え、地盤の崩落を防ぎます。

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左:ブランク、右:ビスコトップ 500K添加

高い材料分離抑制 

比重の異なる材料同士のスラリーでも、高い流動性を有しながら分離を抑制できます。
 

従来のビスコトップとの違い

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材料汎用性

従来品と比べて、添加量を半減することができます。少ない添加量なので、配合設計の自由度が向上します。

左:従来品(2.5~4.5%)、右:ビスコトップ 500K(0.5~2.5%)

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温度汎用性

適用温度範囲が5~40℃までに広がり、冬場から夏場にかけて使用することができます。また、液体品の課題であった冬季の固化リスクがありません。

左:ビスコトップ 500K添加、右:従来品

製品ラインナップ

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注1)水中不分離性試験は、W/C=100% セメントスラリーで実施(20℃)。 配合、使用目的によって推奨添加量は異なります。詳細は各製品の製品カタログでご確認をお願い致します。
注2) ベントナイト等、粘土鉱物の配合割合が多い場合は、ビスコトップ 300Nを推奨致します。

豊かなラインナップにより、お客様が求めるソリューションをご提供いたします。

適用場面

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コンクリート、グラウト材(充填材)、石膏、石膏混合物、補修材、目地材、吹付コンクリート、杭周固定液、安定液、セメントミルク、ソイルセメント、地盤改良剤

適用実績例:廃止水道管充填

Web

写真:廃止水道管充填工事風景

神奈川県横浜市某所

神奈川県横浜市某所
発注者:横浜市水道局
施工者:株式会社ヤマショウ
協力施工会社:サンケイ建設
軌道下の水中した廃止水道管充填での適用
排水管:容積|約20m3、長さ|70m、直径|600mm

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