吹付けコンクリートの粉じんを大幅に低減する増粘剤 「ビスコトップ UT」
背景・課題
山岳トンネル工法では、吹付け時に発生する粉じんは非常に多く、トンネル工事の従事者の健康被害は訴訟問題等含め大きな社会問題となってきました。
日本では、2021年4月に粉じんガイドラインが見直され、粉じん濃度が3 mg/㎥以下から2 mg/㎥以下へと変更。粉じん対策のさらなる強化が課題となっています。
吹付けコンクリートは、リバウンドが生じることから、コンクリートを急速に固めるために「急結剤」が併用されています。
⽇本では強度の発現性に優れた「粉体急結剤」が多く採用されていますが、「粉体急結剤」は、強度の発現性に優れている反⾯、粉じんが飛散しやすいという課題があります。
ビスコトップ UTは一般的な粉じん低減剤の半分の使用量で、 粉じん濃度2 mg/㎥ 以下を達成
特徴
形状
SOLUTION
粉じん抑制
大幅な粉じん低減効果で新ガイドラインにも対応可能
吹付けコンクリートの配合例
使いやすい
混和剤の追加添加が不要
確かな品質
確実な強度の発現
初期強度試験結果(プルアウト試験)
強度試験結果(コア抜き後圧縮試験)