2022年11月15日

『日本鋳造工学会 第180回全国公演大会』で発表しました(「フルモールド法の鋳鋼鋳物への適用事例」)

花王クエーカーは、9月29日から30日の2日間にわたって開催された、第180回全国講演大会(主催:公益社団法人日本鋳造工学会)で『フルモールド法の鋳鋼鋳物への適用事例』について発表しました。
 
(発表要旨)
 
フルモールド法は、木型が不要、短納期という特徴があり、鋳鉄・アルミ分野での適用が広がってきている。
 一方で、鋳鋼鋳物分野においては、模型の分解ガスによる吹き戻しや鋳物の表面欠陥等の問題で広がっていないのが現状である。
そこで、鋳鋼鋳物でのフルモールド法の検討において、これら課題を解消するため、模型としてはより熱分解性が緩やかなアクリル系の模型材料を用い、更に耐熱性と通気性が高い塗型剤で鋳造試験を実施したところ、良好な結果が確認できた。

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